バナナ繊維のサリー登場

バナナ繊維のサリー登場

【The Daily Star】ダッカモスリン、ミルプールカタン、ベナロシで有名なバングラデシュに、ボンドルボン県のバナナ繊維から作られる「コラボティ・サリー」が登場した。

サリーを作るのはモウロビバザール県マニプリコミュニティの一員ラダバティ・デヴィさん、本紙ボンドルボン特派員が取材した。

最初のコラボティ・サリーは、シェイク・ハシナ首相にプレゼントされる予定だと、このプロジェクトを主導し、サリーの名前を付けたボンドルボン県のヤズミン・パービン・ティブリジ県令(DC)は述べた。

長さ13.5キュビット(約5.94メートル)、幅2.5キュビット(約1.1メートル)のサリーを作るのに約10日から15日かかり、バナナ繊維を約1キログラム使う。

ティブリジ氏は、500~700グラムのバナナ繊維で作ることができるよう繊維を滑らかにする研究が進められていると述べ、商業ベースで生産することで、丘陵地帯の先住民は貧困から脱することができるとした。

「サリーだけでなく、カーテンやバッグ、マット、靴、ハンドバッグもバナナ繊維で作られています」

また、パンジャビやファトゥアなど、他の衣類を作る取り組みも行われると述べ、これらの製品はすべて環境に優しいものになるとした。

記者会見には、政府関係者やモウロビバザール県の先住民族コミュニティ代表者らも同席した。

Bangladesh News/The Daily Star Apr 2 2023
https://www.thedailystar.net/culture/news/first-saree-made-banana-plant-fibre-3286961
翻訳編集:吉本

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