【Financial Express】ティプ・ムンシ商業相は12日、国民議会で答弁に立ち、政府は23カ国と自由貿易協定(FTA)および特恵貿易協定(PTA)を締結するための実現可能性調査を完了したと述べた。
マイメンシン11区選出のカジム・ウッディーン議員の質問に対し、「主に、10カ国と3つの地域連合とのFTA締結のための交渉を優先的に開始する手順を踏んでいます」とした。
10カ国は、インド、ネパール、インドネシア、スリランカ、日本、シンガポール、米国、カナダ、中国、マレーシアである。
また、LDC(後発開発途上国)卒業後も貿易を成長させるため、政府は潜在的な国々での市場アクセスの獲得に取り組んでいるとした。
ティプ氏は、インドとの包括的経済連携協定(CEPA)締結に向けた実現可能性調査が完了し、その勧告に従って、両国はCEPA締結のための交渉を開始することを決定したと述べた。
また、中国と共同で実現可能背調査を実施するためのMOU(協力覚書)を締結したとし、中国は9月1日よりバングラデシュ製品の98%、8930品目について無税市場アクセスを許可したことについて言及した。
さらに、昨年11月にはシンガポールとの間で貿易と投資を拡大するためのMOUが締結され、日本とも同様のプロセスが進行中だとした。
「FTAを締結するため、日本との共同実現可能性調査を開始するための決定がなされました」
マムヌル・ラシド・キロン議員の質問に対しては、バングラデシュの対中貿易赤字は193億5300万ドル(2兆6982億円)で、中国に有利な状態になっていると述べた。
Bangladesh News/Financial Express Jun 12 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bd-eyes-fta-with-23-countries-1
翻訳編集:吉本