【Financial Express】全国調査によると、バングラデシュの女性は1日の4分の1近くを無給の家事や介護サービスに費やしている。

23日発表された「時間使用調査2021(TUS)」スタイルの調査によると、女性は家事に1日平均4.6時間、介護に1.2時間、合計5.8時間を費やしている。

対照的に男性は同じ仕事をそれぞれ0.6時間と0.2時間しか行っていないことが、バングラデシュ統計局（BBS）が実施した調査で明らかになった。

TUSは、より質の高いジェンダー統計を提供することで、日常生活における女性の無給の家事労働や介護労働の可視性を高めるために実施された、この種のものとしては国内初の調査だ。

調査はバングラデシュの全8管区の都市部と農村部を対象に、2段階の層化サンプリング設計を使用。対象として8千世帯が無作為に選択された。

サンプル設計では男性が49.7％、女性が50.3％となり、回答者の均等性がほぼ確保された。

調査結果は女性は男性よりも食事の管理と準備に最も多くの時間を費やしていることを示した。同様にそれは、自宅や周囲の清掃と維持、家計管理など、他の家事にも当てはまった。

25～44歳の女性が最も家事活動に積極的で、食料や食事の管理と準備に平均237.64分、自宅や周囲の清掃と維持に平均43.61分費やしていた。

また、育児に1.15時間、扶養家族や非扶養成人の世話に0.03時間を費やしていた。一方、男性はそれぞれ費やす時間が0.16時間と0.01時間だった。

女性は主に、家庭内での無給の家事や介護サービスに忙しいのである。

#バングラデシュ #ニュース #女性 #家事 #介護 #育児 #ジェンダー #時間使用調査 #TUS #BBS

女性は1日の約1/4が無給仕事