
【The Daily Star】8月第1週に入院したデング熱患者は少なくとも1万7651人で、これは7月第1週(3320人)の5倍、6月第1週(698人)の24倍となっている。
専門家は、8月のデング熱感染者数は7月の4万3854人よりもはるかに多くなると予測している。
保健サービス総局(DGHS)によると、7日の朝までの過去24時間でデング熱患者14人が死亡し、2751人が入院した。
これにより、今年入院したデング熱患者は6万9483人、死亡した人は327人に達した。
「(原因となる)熱帯縞蚊は、雨水が溜まっているところならどこにでも産卵します。最終的にはこれらが繁殖地になります。ですが現地訪問中、これらの繁殖地を無視する態度を取られたことがあります」
取材したジャハンギルナゴール大学の昆虫学者カビルル・バシャール教授は、そのような繁殖地を破壊するため、地元住民、組織、政府機関による協力的な取り組みを呼びかけた。
一方、すべてのオフィスや機関が、蚊の繁殖地を減らすために適切な措置を講じているわけではないと述べた。
数日前、別の昆虫学者が、特に首都圏で断続的に続く雨に対する懸念を共有した。
「熱帯縞蚊はすでにさまざまな場所で膨大な数の卵を産んでいますが、雨のおかげでそれらはすぐ孵化し、状況をさらに悪化させるでしょう」
国立大学医学および応用昆虫学のGMサイファー・ラーマン准教授は述べた。
一方、調査を強化し、熱帯縞蚊を排除する方法を明らかにするため、ジャハンギルナゴール大学と北ダッカ市(DNCC)との間で覚書が締結された。
「協定に基づき、当局はさまざまな地域に存在する蚊の種類を把握し、特定する予定です」
バシャール氏は述べた。
研究チームはまた、DNCCの10区に10カ所の監視サイトを作成し、蚊の密度を調査する。この作業は年間を通じて継続されるだろうとバシャール氏は述べた。
さらに、DNCCが使用している蚊よけ剤の有効性に関する報告書が作成され、市長らと共有する予定だとした。
取材したDNCCのMdアティクル・イスラム市長は、サイトの構築工事はまだ始まっていないが進行中だと述べた。
「また、区議会議員のリーダーシップの下、区レベルで委員会を設置し、隔週報告書を提出する予定です」
一方、南ダッカ市の移動法廷は7日、フルバリア・カルマチャリ病院など8カ所で幼虫が発見されたことを受け、2万8千タカ(3万6572円)の罰金を言い渡した。
Bangladesh News/The Daily Star Sug 8 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/7-days-over-17000-cases-3389086
翻訳編集:吉本