スリランカ大統領、選挙運動開始時にIMF救済を擁護

[Financial Express]コロンボ、8月29日(AFP):スリランカのラニル・ウィクラマシンハ大統領は29日、再選に向けた選挙活動を開始し、同国には厳しい緊縮財政措置を必要とする国際通貨基金(IMF)の救済措置に同意する以外に選択肢はなかったと述べた。

2年前の前例のない経済危機により、数か月にわたる食糧と燃料の不足が起こり、街頭抗議活動が起こり、ウィクラマシンハ前大統領は一時国外逃亡を余儀なくされた。

75歳の大統領は、昨年交渉した29億ドルのIMF救済策には、島が実施しなければならない改革が必要であり、さもなければ再び苦難が繰り返される恐れがあると述べた。「IMFおよび二国間融資機関との合意は変更できない」と、9月21日の選挙を前に自身のマニフェストを発表する選挙イベントで大統領は述べた。

「再交渉できると考えている候補者もいるが、それは時間の無駄になるだけだ」。彼の主なライバルである野党指導者サジット・プレマダサ氏(57歳)とマルクス主義指導者アヌラ・クマラ・ディサナヤカ氏(55歳)は、協定を書き直すためにIMFと新たな協議を開始すると誓っている。


Bangladesh News/Financial Express 20240830
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/s-lankan-president-defends-imf-bailout-in-campaign-launch-1724956399/?date=30-08-2024