[Financial Express]ロイター通信によると、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを行うとの見方や中東の地政学的緊張に対する投資家の警戒感から、国債ファンドへの買いが活発になり、8月28日までの週に米国債券ファンドに資金が堅調に流入した。
LSEGのデータによると、米国債券ファンドは今週、純額95億8000万ドル相当の購入を記録し、7月17日以来の1週間で最大の流入となった。
トレーダーらは9月の利下げを完全に織り込んでおり、25ベーシスポイントの引き下げの確率は67%、50ベーシスポイントのさらなる利下げの確率は33%であることがCME 連銀ウォッチツール(新しいタブを開く)で示された。
投資家は米国債ファンドに54億2000万ドルという巨額を注ぎ込み、2023年10月以来最大の週間純購入額を記録した。
彼らは、2023年3月以来最大の週間純購入額となる48億4000万ドルの米国短期・中期国債および財務省ファンドを買い集めた。米国短期・中期投資適格ファンドには18億9000万ドル相当の資金流入があった。
同時に、マネー・マーケット・ファンドには4週連続で資金流入が確保され、その額は約106億2000万ドルとなった。
同時に、米国の株式ファンドは、前週の65億8,000万ドルの純購入に続き、今週は28億3,000万ドルの純売却を記録した。
投資家は前週、大型株ファンドから53億3000万ドル相当の純購入の一部を償還し、13億5000万ドルを引き揚げた。中型株ファンドとマルチキャップファンドもそれぞれ7億9800万ドルと1億6800万ドルの流出となった。
小型株ファンドは依然として2週連続で資金流入を記録し、純額で10億3000万ドルに達した。
セクター別では、生活必需品、ヘルスケア、公益事業セクターの資金がそれぞれ5億2800万ドル、3億3700万ドル、2億800万ドル減少した。一方、金融セクターは3週連続で資金流入があり、約7億8300万ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240902
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-bond-funds-see-sharp-inflows-amid-bets-of-rate-cut-1725215445/?date=02-09-2024
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