[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は火曜日、利下げ規模についてより詳しい情報を提供できる可能性のある今後の雇用統計に注目が集まり、米連邦準備制度理事会が今月中に利下げを行うとの楽観的な見方から小幅上昇した。
金現物は、ドル高により前日の取引で1週間以上の安値を付けた後、0928 GMT時点で約0.2%上昇し、1オンス当たり2,504.02ドルとなった。米国の金先物は0.3%上昇し、2,535.90ドルとなった。
クオンタティブ・コモディティ・リサーチのアナリスト、ピーター・ファーティグ氏は、(金)市場は、米国における「9月とその後の2回の会合でFRBがどの程度(金利を)引き下げるか」という議論の間でやや引き裂かれていると述べた。
トレーダーらは現在、9月17日〜18日のFRB政策会合で50ベーシスポイントの利下げが行われる可能性を31%、0.25ポイントの利下げが行われる可能性を69%と見ている。
投資家の注目は、特に金曜日の米国雇用統計に移っており、ISM調査、JOLTS求人票、年次開発計画雇用統計もFRBの利下げの道筋に関する手がかりとしてトレーダーの注目を集めている。
「過去2カ月間に失業率が急上昇した後、労働市場は今や失業率について少し懸念を強めているようだ。8月も同様であったかどうかが重要な問題だ」とフェルティグ氏は付け加えた。
地政学的および経済的リスクに対する好ましいヘッジとしてその安定性で伝統的に知られている金は、低金利環境で繁栄します。
ゴールドマン・サックスはメモの中で、同行が短期的な上昇に最も自信を持っている商品として金が際立っていると述べた。
金価格は今年これまでに21%上昇し、次々と記録を更新し、8月20日には1オンス当たり2,531.60ドルという史上最高値を記録した。
銀現物は0.5%下落して28.36ドル、プラチナは約1%下落して921.10ドル、パラジウムは1.2%下落して967.00ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240904
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-gains-as-attention-turns-to-us-payrolls-data-1725375859/?date=04-09-2024
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