[Financial Express]パリ、9月5日(ロイター): エアバスとロールスロイスは、キャセイパシフィック航空がA350型機の見直しを余儀なくされたエンジンの緊急事態の影響について、各航空会社に説明する準備を進めていると、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。この緊急事態により、航空会社から説明を求める圧力が高まっている。
捜査官らが月曜日に香港への帰還を余儀なくされたジェット機の燃料システムを調査する中、新たな証拠がない限り、メーカー各社は世界規模の検査を推奨することに反対の姿勢を示しているが、最終決定権は規制当局にあると関係者らは述べた。
問題の機密性のため匿名を条件に、関係者らは、早ければ木曜日にもブリーフィングが行われる可能性があると述べた。
キャセイパシフィック航空が保有するA350型機48機のうち15機で燃料ラインの修理が必要だと発表したことを受けて、シンガポール航空や日本航空を含む一部の航空会社は、保有するA350型機全機の予防点検を実施していた。
エアバスはコメントを拒否し、香港の捜査当局に問い合わせるよう伝えたが、連絡が取れなかった。ロールス・ロイスとキャセイパシフィック航空はコメント要請に直ちには応じなかった。
これまでの姿勢は、広範囲にわたる欠陥がすぐに発見されたわけではないことを示唆しているが、他の航空会社による措置が必要になる可能性のあるさらなる発見や分析を排除するのは時期尚早だと、関係者は匿名を条件に述べた。
航空機業界が整備の遅れに悩む中、航空機の運航停止によるコストのかかる事態を招く恐れがある航空機の運航停止勧告を控える決定を欧州航空安全機関(EASA)が支持するかどうかは現時点では不明だ。
これは彼が木曜日に北京で中国・アフリカ間の主要首脳会議を開始した際の発言である。
EASAの広報担当者は「まだ評価を完了している最中なので、現段階ではこれ以上のコメントはない」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20240906
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/airbus-rolls-to-break-silence-to-airlines-on-cathay-pacific-a350-engine-incident-1725554939/?date=06-09-2024
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