[Financial Express]ニューヨーク、10月24日(AFP):ボーイングは水曜日、6週間近く続いた労働ストライキが民間航空機部門に重くのしかかり、コストのかかる問題が防衛・宇宙事業の足を引っ張ったことで、62億ドルという巨額の四半期損失を発表した。
安全上の問題を受けて規制当局の監視下に置かれ、苦境に立たされているこの航空大手は、シアトル地域の従業員が同社の最新の提案を受け入れ、痛ましいストライキを終わらせるかどうか、同日遅くに判明することになる。
四半期決算は、新たに最高経営責任者に就任したケリー・オートバーグ氏が従業員の10%を削減すると発表した10月11日に市場に伝わっていた。
オートバーグ氏は従業員へのメッセージで、業績回復には「根本的な企業文化の変革」に加え、財務の安定化、業務の改善、そしてボーイングが再び象徴的な企業、航空宇宙業界のリーダーになれるような将来のビジョンの策定に向けた措置が必要だと述べた。
最も差し迫った問題は、約6週間に及ぶストライキを終わらせることだとオルトバーグ氏は語った。
シアトル地域の労働者約3万3000人が水曜日、4年間で35%の賃上げを含むボーイングの最新提案について投票した。
シアトル組合の代表は火曜日、投票結果は「僅差」になると予想されると述べた。
「投票終了後、各組合のホールで集計が行われる」と国際機械工航空宇宙労働組合(IAM)は述べ、水曜日遅くに結果を発表する予定だ。
ボーイングは流動性を強化するため、最大150億ドルの証券調達計画を発表した。アナリストらは、同社が現金調達のために資産の一部を売却する可能性があるとも指摘している。
Bangladesh News/Financial Express 20241025
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/boeing-reports-62-bn-loss-1729789900/?date=25-10-2024
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