[Financial Express]ロイター通信は、石油需要の低迷と供給増加への懸念から、石油輸出国機構(OPEC)が12月に予定されていた石油増産計画を1か月以上延期する可能性があると報じたことを受け、原油価格は水曜日に2.0%以上上昇したと報じた。
ブレント原油先物は12時36分時点で1.41ドル(2.0%)上昇し、1バレル72.53ドルとなった。米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート原油先物は1.34ドル(2.0%)上昇し、1バレル68.55ドルとなった。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの同盟国で構成するOPECは、12月に日量18万バレルの生産量を増やす予定だ。
同グループは世界の石油需要の約5.7%に相当する586万バレル/日の生産量を削減した。
オニキス・キャピタル・グループの調査責任者、ハリー・チリンギリアン氏は「OPECは、自主的な供給削減の解除は市場の状況次第だと常に助言してきた」と述べた。
「特に中国におけるマクロ経済の弱さが世界の需要成長見通しの下方修正につながっていることを考えると、原油供給再開の時期を再検討しているとしても不思議ではない」とチリンギリアン氏は述べた。
関係筋2人はロイター通信に対し、早ければ来週にも増額延期の決定が出る可能性があると語った。
OPECは12月1日に会合を開き、次の政策措置を決定する予定だ。
Bangladesh News/Financial Express 20241031
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/oil-rises-as-opec-may-delay-oil-output-hike-1730301604/?date=31-10-2024
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