[Financial Express]ニューデリー/パリ 11月25日(ロイター) - フランスの石油大手トタルエナジーズは25日、インドの港湾・電力複合企業アダニ・グループが数百万ドル規模の贈収賄疑惑をめぐる危機に陥ったことを受け、同社への投資を停止した。
インドのビジネスグループの億万長者会長ゴータム・アダニ氏と他の7人は先週、インド政府関係者に約2億6500万ドルの賄賂を支払うことに同意したとして米国当局に告発された。
この容疑は、20年間で20億ドルの利益を生み出す可能性のある契約を獲得するため、またインド最大の太陽光発電プロジェクトを開発するために支払ったとされる金銭に関連している。
容疑には、2023年に米国の捜査について知らされていたにもかかわらず、国民に誤解を招くような発言をしたことも含まれている。
アダニ・グループは、今回の告発および並行して行われている民事訴訟で米証券取引委員会が提起した告発は根拠がなく、「あらゆる法的手段」を講じるつもりだと述べている。
インド議会は月曜日、疑惑に関する議論を求める議員らの妨害により閉会となったが、世界有数の富豪であるアダニ氏(62歳)が創設したグループは危機により引き続き打撃を受けている。
訴訟の中心企業であるアダニ・グリーン・エナジー社の株式20%を保有するトタルエナジーズは月曜日、同グループへのさらなる支払いを凍結すると発表した。
「アダニ・グループの個人に対する告発とその影響が明らかになるまで、トタルエナジーズはアダニ・グループ企業への投資の一環として新たな資金提供は行わない」と同社は声明で述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20241126
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/totalenergies-pauses-funding-for-adani-group-1732556825/?date=26-11-2024
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