[The Daily Star]潤滑油やグリース製品の調合・販売を手掛けるバングラデシュのモービル・ジャムナ・ルブリカンツ(MJL)社は昨日、同社取締役会が4,500万~4,700万ドルの範囲で中古石油タンカーの購入を承認したと発表した。
積載量約11万5000トンのこの船は、建造から13年近くが経過しており、主にペルシャ湾とアラビア海で運航しているMJLの既存の老朽化したタンカー船MTオメラレガシー(MTOL)の代わりとなる。
MJLバングラデシュ社の2023~24年度年次報告書によると、原油タンカーであるMTOLは2017年10月に購入され、シンガポールのトーメ・シップ・マネジメント株式会社とダッカのECバルクキャリア株式会社によって共同で管理・運営されている。
MJLバングラデシュPLCの株価は昨日、ダッカ証券取引所(DSE)で前日比0.64%上昇し、93.80タカで取引を終えた。
この上場企業は、年間約15万バレルの混合潤滑油を製造する能力を有しており、ほぼ同量の完成潤滑油を輸入しているが、そのほとんどは国内市場で消費されている。
MJLの利益は2023-24年度に277億タカに増加し、前年の276億タカからわずかに増加した。
Bangladesh News/The Daily Star 20241126
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/mjl-spend-47m-buy-oil-tanker-3761731
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