[The Daily Star]バングラデシュ銀行は昨日、ムーディーズが最近バングラデシュの長期格付けをB1からB2に引き下げたことを受け、国際舞台における同国の銀行部門のイメージを再構築する方法を見つけるよう銀行に要請した。
格付け機関はまた、バングラデシュの見通しを安定からネガティブに変更し、バングラデシュの銀行部門を「弱い」から「非常に弱い」に格下げした。
中央銀行の指示は、バングラデシュ銀行総裁のアフサン・H・マンスール氏と、銀行のトップ幹部のプラットフォームであるバングラデシュ銀行協会(ABB)との中央銀行本部での会議中に出された。
ABB会長兼BRAC銀行のマネージングディレクターのセリム・RF・フセイン氏、ミューチュアル・トラスト銀行のマネージングディレクターのサイード・マフブブール・ラーマン氏、バンク・アジアのマネージングディレクターのソハイル・RK・フセイン氏、イースタン銀行のマネージングディレクターのアリ・レザ・イフテカール氏が出席した。
会合では、銀行部門の全体的な状況とムーディーズの格付けについて議論され、銀行家らはこれが国際貿易のさらなる困難につながると述べた。
コルレス銀行は、このような格付けのため、確認手数料を高く設定し、信用枠を削減しているという。
マンスール氏は、国のイメージ改善に取り組むよう促し、まずは延滞信用状(LC)の支払いを済ませることを提言した。その理由は、それが国際舞台でのイメージを損ない、輸入コストを押し上げるからだ。
中央銀行の関係者は匿名を条件にデイリー・スター紙に対し、現在までに延滞しているLCの支払いは4億ドルに達しており、国営銀行が最大額を占めていると語った。
中央銀行の執行役員兼広報担当であるフスネ・アラ・シカ氏は、会合では銀行部門、特に一部の銀行の流動性状況についても議論されたと述べた。
彼女は、BB総裁が財務的に健全な貸し手に対し、危機を緩和する方法を見つけるよう要請したと述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20241126
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/bb-asks-banks-rebuild-image-3761756
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