日本のロケット実験場で大火災発生

日本のロケット実験場で大火災発生
[Financial Express]東京、11月26日(AFP):日本のロケット試験場で火曜日に大規模な火災が発生し、炎と煙が空高く舞い上がった。同国の野心的な宇宙計画にとって、最新の事故となった。

この事故は日本南部の鹿児島県の僻地で固体燃料のイプシロンSロケットの試験が行われていたが、負傷者の報告はない。

NHKの映像では、種子島宇宙センターから高くそびえる火の玉と白い煙が上がっている様子が映し出されていた。

約900メートル離れた場所にいたジャーナリストらは、午前8時30分(月曜23時30分GMT)に燃焼試験が始まって間もなく、大きな爆発があったと報告した。

事故から数時間後の火曜日の夜、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は「原因は依然として不明」と発表した。

JAXAの井本隆之プロジェクトマネージャーは記者会見で、原因を特定し、調整を行い、必要であれば再度の燃焼試験を行うには「少なくとも数カ月」かかると述べた。

同局はこれに先立ち、AFPに対し、火曜日の検査で「異常」があったと伝えていた。

この事故により、イプシロンの後継機であるイプシロンSを3月までに打ち上げるというNASAの計画が極めて困難になる可能性があり、朝日新聞は同目標を「絶望的」と評している。

井本氏は、今回の挫折はJAXAの宇宙ミッションのスケジュールに「重大な」影響を及ぼすだろうと述べた。

2023年7月、イプシロンSのエンジン1基がテスト中に点火後約50秒で爆発した。

共同通信によると、この事故では、点火装置の金属片が溶けてエンジンを覆う断熱材を損傷し、燃料に引火したという。

昨年の失態以来、「何が悪かったのかを究明するために全力を尽くしてきた。このようなことが再び起きてしまったことを遺憾に思うとともに、皆様の期待に応えられなかったことを申し訳なく思っている」と井本氏は語った。

これは、次世代H3ロケットシステムの打ち上げ試みを含む、日本の宇宙計画における一連の挫折の一つだった。

JAXAは今年2月、スペースXのファルコン9のライバルとして議論されているH3の打ち上げを成功させた。

しかし、それは2023年2月に点火プロセスが失敗して失敗した後のことだった。翌月、打ち上げ直後に破壊命令が出された。


Bangladesh News/Financial Express 20241127
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/large-fire-at-japan-rocket-test-site-1732637050/?date=27-11-2024