[The Daily Star]バングラデシュの株式市場の主要指数は、政治的、経済的不確実性の中で投資家が取引に慎重になったため、2日間上昇した後、昨日は下落した。
ここ数日は、米国の格付け会社ムーディーズがバングラデシュの対外信用格付けを引き下げたことにより、投資家や市場にとって暗い状況が続いていた。
ダッカとチッタゴンの両取引所では投資家の参加は少なかったものの、売却要請は多かった。
ダッカ証券取引所(DSE)の指標指数であるDSEXは前日比5.34ポイント(0.10%)下落し、5,192で取引を終えた。
他の2つの指数はまちまちなパフォーマンスを示した。
シャリアに基づく企業を表す指数であるDSESは0.32ポイント(0.03%)上昇し、1,166となった。
優良株のDS30指数は1.19ポイント(0.06%)下落し、1,916となった。
チッタゴンでは、チッタゴン証券取引所の主要株価指数であるCSE全株価指数が62.82ポイント(0.43%)下落し、14,532で取引を終えた。
DSEで取引された銘柄のうち、125銘柄は価格が上昇し、196銘柄は価格が下落した。残りの69銘柄は価格変動がなかった。
この日の売買高、つまり取引された株式の合計価値は47億3千万タカで、前回の取引セッションと比較して5.01パーセント増加した。
売上高チャートでは銀行部門が最大となり、全体の17.91パーセントを占めた。
公開市場外で非公開に交渉され実行される大量の証券取引であるブロック取引も、4.4%の寄与となった。
NRB銀行は、売上高24億2千万タカで、最も取引された株式となった。
UCBストック・ブローカーズの当日の市場更新によると、セクター別では、セラミック、製薬、エンジニアリングがプラスで引けた上位3銘柄だった。
ジュート、非銀行金融機関(NBFI)、サービスおよび不動産がマイナスで終了した上位3業種となった。
大型株セクター、つまり株式の既存価値の合計である時価総額で大きな割合を占めるセクターのほとんどは、マイナスのパフォーマンスを示した。
NBFIの損失は1.86パーセントと最も大きく、次いで通信(0.38パーセント)、燃料・電力(0.26パーセント)、銀行(0.22パーセント)、食品・関連(0.03パーセント)となった。
しかし、エンジニアリングは0.33パーセントの増加を示し、医薬品は0.42パーセントの増加を示した。
Bangladesh News/The Daily Star 20241129
https://www.thedailystar.net/business/news/stocks-fall-after-two-day-gains-3764066
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