スリランカ、1961年以来最大のデフレを記録

[The Daily Star]スリランカの消費者物価は11月に2.1%下落し、経済的に脆弱なこの島国で1961年以来最も高いデフレ率を記録したことが土曜日の公式データで明らかになった。

2022年に起きた前例のない金融危機により、何カ月にもわたる消費財不足が起こり、その年のインフレ率は70%近くまで上昇した。

それ以来、国際通貨基金(IMF)からの29億ドルの救済融資、増税、その他の緊縮財政措置により、島の経済はゆっくりと回復しつつある。

スリランカ中央銀行は声明で、「今後数カ月、総合インフレ率はマイナスのままで、主にエネルギー価格の大幅な下方調整と変動の激しい食品価格の低下により、以前の予測よりも深刻になるだろう」と述べた。

同銀行は、今後数カ月以内にインフレ率は目標水準の5%に戻る可能性が高いと述べた。

スリランカでは、すでに10月に0.8%、9月に0.5%のデフレが見られた。

9月に選出されたアヌラ・クマラ・ディサナヤケ大統領は、前任者が交渉した増税や国家支出の削減を含むIMF救済プログラムを維持すると誓っている。


Bangladesh News/The Daily Star 20241201
https://www.thedailystar.net/business/global-economy/news/sri-lanka-records-highest-deflation-1961-3765376