3万人の難民が教育と医療を失うことになる

3万人の難民が教育と医療を失うことになる
[Financial Express]エルサレム、1月28日(ロイター):イスラエルが占領する東エルサレムに住むパレスチナ難民数万人は、国連機関UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)に対するイスラエルの禁止措置が木曜から発効し、UNRWAが提供する教育、医療、その他のサービスを受けられなくなる見込みだ。

イスラエル政府は、国連RWAを非合法化しイスラエル当局による接触を禁じる昨年可決された法律に基づき、国連RWAに対し東エルサレムの施設から退去し活動を停止するよう命じた。

東エルサレムのシェイク・ジャラ地区にある国連RWAの事務所では月曜日、作業員らが箱詰めや移動式建物のトラックへの積み込み作業を行っていた。

「これは受け入れられない決定だ」と、正式名称を国連近東パレスチナ難民救済事業機関(国連RWA)の広報担当者ジョナサン・ファウラー氏は述べた。

「私たちがサービスを提供している人々に対し、今週末の時点で私たちのサービスがどうなるのかを告げることはできない。」

イスラエルは国連RWAの活動に代わる規定を発表しておらず、イスラエル首相府はコメントの要請にすぐには応じなかった。

国連RWAは数十年にわたり、1967年の戦争以来イスラエルが占領している東エルサレムで、国籍を持たない数万人のパレスチナ難民のために学校や診療所を運営してきた。

「ここには必要なものがすべて揃っています。閉鎖されると聞いたとき、とても悲しかったです。ここは困っている人や薬を買うお金がない人のための場所だったからです」と難民のサラ・サイードさんはエルサレム旧市街の国連RWA医療センターで語った。

医療センター所長のハムザ・アル・ジブリニ氏は、この施設は3万人の難民に対応していると語った。その中には糖尿病や高血圧の患者、妊婦、予防接種を受ける子どもたちもいると看護部長のマナル・アルカヤット氏は語った。

「彼らはどこへ行くのですか?」と彼女は尋ねた。

イスラエルの禁止措置はイスラエル領土のみに直接適用され、イスラエルは東エルサレムをその領土とみなしている。


Bangladesh News/Financial Express 20250129
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/30000-refugees-set-to-lose-edn-healthcare-1738086560/?date=29-01-2025