[Financial Express]ロイター通信によると、欧州株の記録的な上昇、米国の対中関税期待の緩和、主要中央銀行によるさらなる利下げの見通しを受けて、1月29日までの1週間で世界の株式ファンドへの投資が急増した。
LSEGリッパーのデータによると、投資家は今週、世界の株式ファンドに152億ドルという巨額の資金を投入したが、これは2024年12月25日以来最大の週間純購入額となった。
欧州株の急騰により投資家の投資意欲が高まった。欧州株は、中国の低コスト人工知能モデル「ディープシーク」をめぐる懸念から米国の主要AI関連株が売り込まれたにもかかわらず、堅調を維持した。
欧州のSTOXX600指数は金曜日に540.49の新記録に達し、6週連続の上昇を記録した。これは2024年3月以来の最長記録となる。
欧州中央銀行は木曜日に金利を25ベーシスポイント引き下げ、ドナルド・トランプ大統領が世界経済フォーラムで世界の原油価格、金利、税金を引き下げたいとの発言を受けて、米国の金利も今年さらに引き下げられるかもしれないとの楽観論が高まった。
一方、連邦準備制度理事会は今週、金利を据え置いた。
欧州株式ファンドは純購入額が56億6000万ドル増加し、地域内流入を牽引した。一方、投資家は米国ファンドに55億8000万ドル、アジアファンドに30億3000万ドルをそれぞれ追加した。
同時に、世界の債券ファンドには5週連続で資金流入があり、その額は211億4000万ドルに達した。
国債ファンドには32億5000万ドルが流入し、2024年10月16日以来の週間流入額としては最高となった。
Bangladesh News/Financial Express 20250201
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-funds-draw-biggest-weekly-inflow-in-five-weeks-1738340684/?date=01-02-2025
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