[Financial Express]クエッタ、2月1日(AFP):パキスタン南西部バロチスタン州で起きた攻撃で、準軍事組織のメンバー18人が死亡、3人が重傷を負ったと警察と軍が土曜日に発表した。
治安部隊は、アフガニスタンとイランに国境を接する貧困だが鉱物資源が豊富なバロチスタン州で、数十年にわたり宗派間、民族間、分離主義的な暴力と戦ってきた。
匿名を条件にAFPに語った警察当局者は、アフガニスタン国境に近い都市マンゴチャール近郊で「非武装の国境警備隊の準軍事組織員を乗せた」車両が「道路を封鎖していた武装した襲撃者70~80人から銃撃を受けた」と語った。
同氏は地元筋からの報告を認め、夜間の攻撃で乗客17人と救助に駆けつけた準軍事組織員1人が死亡したと述べた。
他の準軍事組織員3人が重傷を負い、2人が無傷で逃げたと彼は付け加えた。
軍の声明は、18人の準軍事組織員が「卑劣なテロ行為」で殺害されたことを確認した。今のところ、この攻撃の犯行声明は出ていない。
軍の声明によれば、治安部隊と警察が夜間の襲撃に対応した際、襲撃者のうち12人が死亡したという。この不安定な州ではここ数カ月、襲撃が増加しており、その多くは治安部隊に対するものだった。
1月に起きた爆弾テロでは6人が死亡、分離主義勢力バロチスタン解放軍(BLA)が犯行声明を出した。BLAは治安部隊や他の州のパキスタン人、特にバロチスタンのパンジャブ人に対する致命的な攻撃を頻繁に犯行声明を出している。
過激派はまた、外国、特に中国からの資金援助によるエネルギープロジェクトを標的にしており、部外者が資源の豊富な地域を搾取し、パキスタンの最貧困地域の住民を排除していると非難している。
Bangladesh News/Financial Express 20250202
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/18-pak-paramilitaries-killed-in-balochistan-ambush-1738423107/?date=02-02-2025
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