[The Daily Star]ムンシガンジのアリアル・ビール地域ではカボチャが豊作であるにもかかわらず、市場価格の急落により農家は経済的に苦しんでいる。
1月末までにアリアル・ビールの水は干上がり、農家は同地域の水域の岸辺で栽培していたカボチャを収穫できるようになった。
農家は通常、2種類のカボチャを栽培している。大きくて色鮮やかな在来種と、害虫に強いハイブリッド種で、近年人気が高まっている。今年の収穫は豊作だったが、市場価格が急落し、農家は生産コストを賄うのに苦労している。
「昨年はカボチャを1キログラム当たり30~32タカで売ったが、今年は1キログラム当たり8~10タカしか取れない。ここにいる3~4千人の農家全員に同じ状況だ。こんな状態でどうやって生き延びればいいのか」と、シャムシッディ組合のガディガット出身の農家アブル・カシェムさんは語った。
生産コストも大幅に上昇している。肥料の価格は昨年に比べて1袋あたり500~700タカ上昇し、人件費も財政的な負担を増大させていると農家は語った。
もう一人の地元農家、ヌルル・ハックさんは「カボチャの栽培には1万5000タカほどかかり、さらに生産物を市内に輸送する費用もかかる。現在の市場価格では、利益はおろか、費用をまかなうのもやっとだ」と語った。
連絡を受けたムンシガンジの農業省副局長ビプル・クマール・モハンタ氏は、農家は現在カボチャを1クグ当たり15~20タカで販売していると語った。同氏は、この分野に重大な問題は存在しないと語った。
農業マーケティング担当官のモハメド・サミール・ホセイン・サイアム氏は、カボチャの需要が高い新たな市場を見つける取り組みが進行中であり、それが地元農家の価格上昇につながる可能性があると語った。
Bangladesh News/The Daily Star 20250202
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/agriculture/news/arial-beel-high-pumpkin-yield-low-profit-farmers-3813951
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