[Financial Express]北京、2月4日(ロイター):中国は4日、米国による中国製品への新たな関税発効から数分後、グーグル、農機具メーカー、ファッションブランド「カルバン・クライン」の親会社を含む米国企業を標的とした幅広い措置を発表した。
中国政府はまた、ドナルド・トランプ米大統領が中国製品に課した新たな関税に迅速に対応し、石炭、石油、一部の自動車など米国製品にも関税を課し、世界二大経済大国間の貿易摩擦を激化させた。
中国国家市場監督管理総局は、グーグルが同国の独占禁止法に違反した疑いがあり、同法に基づいて調査を開始したと述べた。同総局は調査の詳細や、グーグルが同法に違反したとされる行為についてさらに詳細を明らかにした。
グーグルの検索エンジンなどの製品は中国でブロックされており、中国からの収益は世界売上高の約1%である。同社は依然として広告主などの中国のパートナーと提携している。
グーグルは2017年、中国に小規模な人工知能センターを開設すると発表した。しかしブログの投稿によると、このプロジェクトは2年後に解散し、同社は中国でAI研究を行っていないという。一方、中国商務省は、カルバン・クラインやトミー・ヒルフィガーなどのブランドを保有するPVH社と、米国のバイオテクノロジー企業イルミナを「信頼できない企業」リストに加えたと発表した。
同社は、両社が「中国企業に対する差別的措置」を取り、中国企業の正当な権利と利益を「損なった」と主張した。
ブラックリストに追加された企業は、罰金のほか、貿易の凍結や外国人従業員の労働許可の取り消しなど、さまざまな制裁を受ける可能性がある。
Bangladesh News/Financial Express 20250205
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/china-announces-measures-against-google-other-us-firms-1738690796/?date=05-02-2025
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