暫定政府、7月の憲章の一部を実施へ

暫定政府、7月の憲章の一部を実施へ
[The Daily Star]暫定政府は7月の憲章の一部を実施するが、残りの改革は将来の政権によって実行されるだろうと、首席顧問のムハマド・ユヌス教授は昨日述べた。

ユヌス氏は、ダッカの国営迎賓館ジャムナで元駐バングラデシュ米国大使ウィリアム・B・ミラム氏および元米国外交官ジョン・ダニロウィッツ氏と会談し、6つの委員会が勧告した改革に関する協議が終われば、政党は7月の憲章に署名するだろうと述べた。

「7月の憲章が我々の指針となるだろう」と彼は語った。

米国を拠点とする非営利人権団体「自由の権利」の代表と事務局長を務めるミラム氏とダニロヴィッチ氏は、ユヌス氏に、民主化移行を支援するためにバングラデシュで活動を拡大する計画と活動内容を説明した。

1990年代初頭にバングラデシュの米国特使を務めたミラム氏は、暫定政府の改革政策を称賛した。ダッカ駐在の元米国副大使ダニロヴィッチ氏は、フェイクニュースや偽情報と戦うために前向きな物語と真剣な対策が必要であると強調した。

1時間に及ぶ会議では、バングラデシュと米国の関係、ロヒンギャ危機、ミャンマー難民への援助減少の影響、前政権下で盗まれたとされる数十億ドルの回収に向けた取り組み、SAARC再活性化に向けた中央アフリカ共和国の取り組みについても話し合われた。

ユヌス氏は、来たる選挙について、投票前に政党が限定的な改革案に合意すれば12月に選挙が行われる可能性があると述べた。そうでなければ、選挙は来年6月までに行われることになる。


Bangladesh News/The Daily Star 20250307
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/interim-govt-implement-parts-july-charter-3841441