モルガン・スタンレー、関税懸念で2025年の米国成長予測を下方修正

[Financial Express]ニューヨーク、3月8日(ロイター):モルガン・スタンレーは金曜日、関税の影響拡大と依然として逼迫した労働市場によるインフレ上昇を理由に、米国の2025年の経済成長予想を引き下げた。

マイケル・T・ゲイペン氏率いるモルガン・スタンレーのエコノミストは「より早期かつ広範囲な関税導入は今年の成長鈍化につながるだろうが、これまでは主に2026年の成長に重しになると想定していた」と述べた。

ウォール街の証券会社は、2025年第4四半期の成長率予測を、これまでの1.9%から1.5%に引き下げた。また、2026年の成長率予測も1.3%から1.2%に引き下げた。

トランプ大統領の関税政策はインフレを加速させると予想されており、根強いインフレ圧力を抑制しようとする米中央銀行への圧力を強めることになるだろうとメモには記されている。

モルガン・スタンレーは、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年6月に25ベーシスポイントの利下げを1回実施するという予想を維持した。


Bangladesh News/Financial Express 20250309
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/morgan-stanley-cuts-us-growth-forecast-for-2025-on-tariff-concerns-1741451324/?date=09-03-2025