BNP党首の強制失踪に対する苦情申し立て

BNP党首の強制失踪に対する苦情申し立て
[The Daily Star]2010年にBNP党首で元ダッカ市議会議員のチョウドリー・アラム氏が強制失踪させられた事件について、昨日、国際刑事裁判所(ICT)の主任検察局に告訴状が提出された。

行方不明の政治家の息子、アブ・サイード・チョウドリー氏が告訴状を提出し、モファザル・ホセイン・チョウドリー・マヤ元大臣、元ラブ軍将校のジアウル・アフサン少将(解任)、モハマド・ソハイル、当時のラブ軍副総局長(作戦担当)、ムジブル・ラフマン大佐を含む18名を名指しした。また、ジュボ連盟ダッカ首都圏南部支部の元代表、イスマイル・ホセイン・チョウドリー・サムラット氏、当時のスウェチャセバク連盟書記長、バハウディン・ナシム氏も告訴されている。告訴状では、身元不明の人物数名も関与しているとされている。

告訴状によると、アワミ連盟の中央事務所地区で人気の委員であるチョウドリー・アラム氏は、ダッカ第10選挙区の国会議員候補の候補であり、野党の重要な草の根組織者でもあった。同氏はシェイク・ハシナ氏の政治的かつ個人的なライバルであったため、標的にされたとされている。

告訴状によれば、アワミ連盟の指導者、活動家、支持者たちは、告発されたラブ党幹部やその情報提供者と共謀して、アラム氏を永久に排除するために強制失踪を画策したという。

2010年6月25日、インディラ通りで6~7人の男たちがアラムの車を止めた。彼らは運転手を置き去りにして彼を別の車に押し込んだが、それ以来彼は行方不明となっている。

提出後、アブ・サイード・チョウドリー氏は正義が実現することへの希望を表明した。

「我々は今日(昨日)、チョウドリ・アラム氏の家族から苦情を受け取り、捜査機関に送付した」とICT検察官タレク・アブドラ氏は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250311
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/complaint-filed-over-enforced-disappearance-bnp-leader-3844091