EU、米国製品280億ドルに対抗関税を課す

[The Daily Star]欧州委員会は水曜日、欧州連合(EU)は来月から260億ユーロ(280億ドル)相当の米国製品に対抗関税を課すと発表した。鉄鋼とアルミニウムに対する米国の一律関税への対抗措置として、世界的な貿易戦争が激化することになる。

しかしEU執行部は、交渉の余地は残しており、関税引き上げは誰の利益にもならないと考えていると述べた。

ドナルド・トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入品すべてに課す25%の関税引き上げは、これまでの免除、免税割当、製品除外が期限切れとなったため、水曜日から発効した。

欧州委員会は、米国製品に対する現行の関税停止を4月1日に終了し、4月13日までに関税を全面的に導入すると発表した。

「われわれが今日講じる対抗措置は強力だが相応だ。米国が280億ドル相当の関税を課すのに対し、われわれは260億ユーロ相当の対抗措置で応じる」と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は記者団に語った。

「EUは消費者と企業を守るために行動しなければならない」。一時停止された関税はボートからバーボン、バイクまで幅広い製品に適用され、EUは他の製品カテゴリーを選ぶために2週間の協議を開始すると述べた。

EUは、新たな措置は約180億ユーロ相当の物品を対象とし、EU措置の総額が米国の新たな関税の影響を受ける貿易額の増加分と一致するようにすることが全体的な目標だと述べた。

「その間、我々は常に交渉に前向きな姿勢を維持する」とフォンデアライエン氏は述べた。

「地経学的、政治的不確実性に満ちた世界において、このような関税で両国の経済に負担をかけることは共通の利益にならないと我々は固く信じている。我々は有意義な対話に応じる用意がある。」

提案されている対象製品には、鉄鋼やアルミニウム、繊維、家電製品、プラスチック、鶏肉、牛肉、卵、乳製品、砂糖、野菜などの工業製品や農産物が含まれます。


Bangladesh News/The Daily Star 20250313
https://www.thedailystar.net/business/news/eu-impose-counter-tariffs-28b-us-goods-3846571