[Financial Express]ロンドン、3月13日(ロイター):UBSは、グループ最小の事業部門の改革を目指しており、主に不動産投資に注力する資産運用部門の一部を売却することを検討していると、事情に詳しい関係者2人がロイター通信に語った。
調査対象の事業分野には主にスイスの不動産資産が含まれており、非公開情報であるとして匿名を希望した関係者の1人によれば、その価値は10億ドル未満である可能性がある。
チューリッヒを拠点とする同銀行は、UBSのベテラン、アレクサンダル・イワノビッチ氏の下で6月に資産運用事業を刷新し、不動産資産の一部を資産運用と富裕層向け商品を統合する新部門に移管した。
新部門以外に残っている不動産投資については売却を検討中だと関係者は語った。
関係者によると、今年初め、買収候補らは、取引を検討するために、実物資産部門のグローバル責任者であるジョセフ・アゼルビー氏を含むUBSの銀行員らに接触したという。
UBSの広報担当者は、同行は資産運用部門で大きな成長を期待していると述べた。「資産運用部門は、スイスの不動産事業を筆頭とする、差別化され拡張可能な実物資産運用能力に投資している」と広報担当者は述べた。
この売却は、UBSが2023年にクレディ・スイスを買収した後、事業を合理化する最新の取り組みとなる。
スイスの銀行UBSの提出書類によると、同社の資産運用事業はクレディ・スイスの買収後、2022年の1兆1000億ドルから1兆7000億ドルに拡大した。
トッド・タックナー最高財務責任者は2月、アナリストに対し、資産運用部門の収益性を改善するために「非戦略的事業からの撤退」を検討していると語ったが、詳細は明らかにしなかった。
Bangladesh News/Financial Express 20250314
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/ubs-considers-sale-of-some-real-estate-assets-in-asset-management-unit-1741887429/?date=14-03-2025
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