[Financial Express]テヘラン、5月31日(AFP):イランのアバス・アラグチ外相は土曜日、米国との微妙な交渉が続く中、イランは核兵器を「受け入れられない」と考えていると述べ、同国の長年の立場を改めて強調した。
西側諸国政府は長い間、イランが、その最大の敵国であるイスラエルの核兵器保有が広く疑われているものの公表されていないことに対抗するため、核兵器能力の開発を目指していると疑っていた。
「もし核兵器が問題であるならば、我々もこの種の兵器は受け入れられないと考えている」と、協議におけるイラン側の首席交渉官であるアラグチ氏はテレビ演説で述べた。「我々はこの問題に関してイラン側と同意している」
イランは、ドナルド・トランプ大統領が2018年の任期中に放棄した大国との核協定に代わる新たな核協定を模索するため、米国と5回にわたる協議を行ってきた。
両政府はイランのウラン濃縮計画をめぐって対立している。米国は計画を停止すべきだとしているが、イランは核拡散防止条約に基づく権利だと主張している。
それでもトランプ大統領は水曜日、「我々はイランと非常に良い協議を行っている」と述べ、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、イランの核施設を攻撃するのは「現時点では適切ではない」として控えるよう警告したと付け加えた。
イスラエルは昨年二度の砲撃戦でイランの防空軍を壊滅させた後、繰り返し軍事行動を警告している。
トランプ大統領は軍事行動の可能性を排除していないが、まずは合意に至るための時間が必要だと述べ、また、そのような攻撃は米国ではなくイスラエルが主導するだろうとも述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250601
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-considers-nuclear-arms-unacceptable-1748706273/?date=01-06-2025
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