[Financial Express]ニューヨーク、6月27日(AFP):ドナルド・トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の後任候補を検討していることから、ドルは木曜日に3年ぶりの安値をつけた。これにより米金利の引き下げ観測が高まった。
しかし、ウォール街は大きく上昇し、Sトランプ大統領は水曜日、来年の退任が見込まれるパウエル議長の後任を準備していると示唆していた。
ホワイトハウス当局者はAFPに対し、「大統領には考えを変える権利はあるが、差し迫った決定はない」と語った。
米ドルを主要通貨バスケットと比較するドル指数は96,997ポイントと、2022年3月以来の最低水準を記録した。
一方、ポンドはドルに対して2021年10月以来の高値に達した。
取引プラットフォームナガ.コム 中東のゼネラルマネージャー、ジョージ・パベル氏は「連邦準備制度理事会(FRB)の独立性に対する懸念と金融緩和への期待の高まりが通貨の重しとなった」と述べた。
パベル氏は「この動きが確認されれば、政策の不確実性が高まっている時期に中央銀行の独立性について深刻な疑問が生じ、ドル安シナリオを描くことになるだろう」と述べた。
トランプ大統領はホワイトハウスに戻って以来、パウエル議長が米金利を引き下げなかったとして繰り返し批判し、その知性を疑問視し、日銀の独立性に対する懸念をかき立てている。
Bangladesh News/Financial Express 20250628
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/dollar-slides-as-trump-eyes-new-fed-boss-1751040686/?date=28-06-2025
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