[Financial Express]国連、6月27日(アラブニュース):国連平和維持活動事務局長は木曜日、スーダンの戦争が準軍事組織の活動を含む中央アフリカ共和国の芽生えつつある安定を損なう可能性があると警告した。
先週、武装集団が中央アフリカ共和国の国連ミッションの巡回隊を襲撃し、ザンビアの平和維持部隊員を殺害した。
世界で最も貧しい国の一つである中央アフリカ共和国は、2023年4月以来、正規軍と準軍事組織の緊急支援部隊との間で壊滅的な紛争に陥っているスーダンと国境を接している。
国連平和活動担当事務次長のジャン=ピエール・ラクロワ氏は、木曜日の安全保障理事会会合で中央アフリカ共和国のミッションを攻撃している武装集団について強調し、国連アントニオ・グテーレス事務総長の事務所が発表した報告書でも同地域での攻撃について言及した。
ラクロワ氏は国連安全保障理事会に対し、中央アフリカ共和国について「国境地域の治安状況は依然として不安定だ」と述べた。
「北東部のスーダン国境では、武装集団の侵攻などスーダン紛争の氾濫により不安定な状況が続いている」と同氏は付け加えた。
中央アフリカ共和国も紛争から逃れるスーダン難民の増加に直面しており、国連の報告書では6月1日時点で同国に3万6642人が居住していると推定されている。
「スーダン紛争は真の脅威だ。武装集団が国境を越え、若者を徴兵し、我々の主権を危うくしている」と中央アフリカ共和国(CAR)国連大使のマリウス・アリスティド・ホジャ・ンゼシウエ氏は述べた。
ラクロワ氏は、中央アフリカ共和国は「微妙な岐路」にあると述べ、来たる選挙に向けた進展に対する国際社会からの支援は「依然として不可欠」だと付け加えた。
「こうした努力が継続されれば、中央アフリカ共和国は、中央アフリカの人々にとってだけでなく、平和維持活動や安全保障理事会にとっても、真の成功物語となる可能性を秘めている」とラクロワ氏は語った。
Bangladesh News/Financial Express 20250628
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/un-warns-of-sudanese-conflict-spill-over-in-c-african-republic-1751040628/?date=28-06-2025
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