[Financial Express]ロイター通信によると、米国株が過去最高値を更新し、投資家が貿易摩擦を気にせずAI関連セクターの利益を追い求める中、7月2日までの週に世界の株式ファンドに多額の資金流入が見られた。
LSEGリッパーのデータによると、投資家は今週、世界の株式ファンドを431億5000万ドル相当純購入し、2024年11月13日以来最大の週間純購入額を記録した。
市場は依然として活況を呈しているものの、貿易摩擦が再び激化すれば株価は急激な反転に直面する可能性があるとアナリストらは指摘した。
マイクロン・テクノロジーの第4四半期の売上高見通しが好調であることと、エヌビディアの株価が過去最高値に上昇したことで、今週はAI関連技術株に対する投資家の信頼が強化された。
米国の株式ファンドには316億ドル相当の資金流入があり、これは2024年11月13日以来の1週間の最高額となった。欧州とアジアのファンドにはそれぞれ93億1,000万ドルと5億5,200万ドル相当の純投資があった。
投資家らはまた、産業、テクノロジー、金融セクターのファンドをそれぞれ12億6,000万ドル、12億ドル、7億6,000万ドル相当購入し、セクター別ファンドに37億2,000万ドルの純増額となった。
世界の債券ファンドへの週次流入額は純額158億4000万ドルに達し、強い需要は11週連続で続いている。
ユーロ建て債券ファンドへの純流入額は3週間ぶりの高水準となる48億9000万ドルに達した。社債ファンドと短期債券ファンドにもそれぞれ43億3000万ドルと17億3000万ドルの多額の流入があった。
一方、マネー・マーケット・ファンドは、3週間の純売却に続いて、約574億6000万ドル相当の純購入となった。
商品ファンドの中では、金・貴金属ファンドが6週連続で人気を博し、約5億6,400万ドルの純流入があった。一方、エネルギーセクターファンドは1億6,300万ドル相当の純流出となった。
新興市場では、株式ファンドへの流入額が純額25億8000万ドルに達し、2024年10月以来の規模となった。一方、債券ファンドからの投資撤退額は、合計29,745ファンドのデータによると、純額で30億9000万ドルに達した。
Bangladesh News/Financial Express 20250705
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-funds-see-biggest-weekly-inflows-in-eight-months-1751653224/?date=05-07-2025
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