[Financial Express]ロイター通信が報じたところによると、外国人ポートフォリオ投資家(FPI)は6月に3か月連続でインド株を購入し続け、金融株と石油・ガス株が彼らのトップ銘柄として浮上したことが金曜の預託データで明らかになった。
6月にFPIは894億6000万ルピー(10億5000万ドル)を金融セクターに投入した。これは同月総額1459億ルピーの流入の61.3%に相当するが、魅力的な評価額、インド準備銀行による予想よりも大幅な50ベーシスポイントの金利引き下げ、および現金準備率の100ベーシスポイントの引き下げが追い風となった。
外国ファンドは3月初め以来、金融セクターに4,565億7,000万ルピーを投資しており、このセクターの18%の急上昇を促している。
外国人投資家は、今年最初の3か月間に多額の資金が流出した後、インド株に復帰した。
「この突然の姿勢の変化は、主に国内のファンダメンタルズの改善、特に総合インフレ率の緩和によるものだ」と、プルナルタPMSの首席投資顧問、サウラブ・パタック氏は述べた。
「今後、インドと米国の間で好ましい貿易協定が締結されれば、FPIの信頼感は大幅に高まり、彼らの継続的な参加が促進される可能性がある。」
インドと米国の貿易交渉担当者らは、ドナルド・トランプ大統領の7月9日の交渉期限を前に合意形成を急いでいる。
一方、石油・ガス株にも資金流入が見られ、特に6月下旬にはイスラエルとイランの停戦により原油価格が落ち着いた。石油は 一方、モンスーンの早まりと予想より低い気温で需要が落ち込んだため、外国人投資家は電力部門から631億1000万ルピーを引き揚げた。
398億5000万ルピー相当の消費関連株も売却された。
ウェルスミルズ・セキュリティーズの株式戦略ディレクター、クランティ・バティニ氏は、投資家は消費回復の明確な兆候を待っており、第4四半期決算が消費関連株への資金流入回復の鍵となるだろうと述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250706
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/foreign-investors-buy-indian-shares-for-3rd-straight-month-in-june-1751728399/?date=06-07-2025
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