[Financial Express]ダマスカス、7月25日(AFP):アントニオ・グテーレス国連事務総長は25日、長年の内戦を経て発足した新政権下での初訪問で、イスラエルによるシリアでの人権侵害の停止を求め、同国の政権移行に対する国際社会の支援を訴えた。
アサード・アル・シャイバニ外相は、イスラエル占領下のゴラン高原にある国連パトロール緩衝地帯からのイスラエル軍の撤退を求めた。イスラエル軍は、長年政権を握っていたバシャール・アル・アサド大統領の失脚後、2024年に同地帯に展開していた。
グテーレス氏は、前任者の潘基文氏が2009年に訪問して以来、シリアを訪問した初の国連事務総長となる。潘氏の訪問は、シリア内戦が始まる2年前のことであり、この内戦では50万人以上が死亡し、その後、新たなイスラム主義政権が権力を掌握した。
グテーレス事務総長は記者会見で、「我々は、シリアの主権、独立、統一、領土保全を完全に尊重することの重要性を強調する」と述べた。
「シリアの主権と領土保全に対する侵害は容認できず、直ちに停止されなければならない。ゴラン高原周辺地域で起きていることは全く容認できない」と述べ、さらに「ゴラン高原はシリア領であることを国際社会に改めて強調したい」と付け加えた。
アサド政権崩壊後、イスラエルは数十年にわたりゴラン高原でイスラエル軍とシリア軍を隔ててきた国連パトロールの緩衝地帯に部隊を派遣し、シリア領内への攻撃や侵攻を繰り返してきた。イスラエル当局は、シリア南部の「安全保障地帯」に部隊を駐留させる意向だと述べている。
シャイバニ氏は、「イスラエル軍の軍事行動の継続と、1974年の境界線を越えた我々の土地の不法占領は、地域の安全保障に対する直接的な脅威である」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20260726
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/un-chief-urges-respect-for-syrias-sovereignty-international-support-1784995187/?date=26-07-2026
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