【Financial Express】スクールバンキングは国内の学生たちから大きな反応があり、銀行口座への預金額が120億タカ(165億円)を突破した。
バングラデシュ銀行(中央銀行)の金融受け入れに関する最新四半期報告では、指定銀行56行のスクールバンキング用の138万7617口座に、2017年9月30日まで、合わせて125.4億タカ(172億円)が預けられたとされる。
2017年7月から9月まで、前年同期と比べて預金総額で22.87％、口座数で10.36％増加した。
前年2016年7月から9月のスクールバンキング預金額は98.3億タカ(135億円)、口座数は125万5026だった。
口座開設数は都市部の84万3607口座に対して農村部は54万4010口座であることから、スクールバンキングは農村部より都市部で人気があるという。
また、男子学生は81万5434口座、女子学生は72万2183口座の開設であることから、女子学生よりも男子学生に人気があると報告書は述べている。
「バングラデシュ銀行は2010年11月、学生たちの将来に備えての貯蓄や早期の金融リテラシー習得を助け、貯蓄の習慣を後押しするため、このプログラムを立ち上げました」
21日、バングラデシュ銀行の職員がBSSに語った。
学生が国営銀行に開設する口座預金額は、2017年9月30日時点で11.6億タカ(16億円)から12.74％増の16億タカ(22億円)になった。
民間商業銀行の預金額は83.9億タカ(115億円)から106.2億タカ(146億円)に、外国系商業銀行では8千万タカ(1.1億円)から9千万タカ(1.23億円)に、専門銀行では1.9億タカ(2.6億円)から2.4億タカ(3.29億円)に増加した。
学生たちの預金額上位5機関は、ダッチバングラ銀行、イスラミ銀行、イースタン銀行、ユナイテッドコマーシャル銀行、ルパリ銀行だった。
イスラミ銀行バングラデシュ(IBBL)では全体の16.71％に当たる23万1883口座が開設されたが、預金額ではダッチバングラ銀行の39.8億ドル(54.6億円)が最も多かった。
「IBBLは中央銀行(バングラデシュ銀行)の指示に従い、将来を担う世代が金融システムの知識を取り入れられるようスクールバンキングを導入しました」
IBBLのアブ・レザ・モハマド・イエーヒア副総裁は話した。
Bangladesh News/Financial Express Dec 22 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/trade/school-banking-deposits-cross-tk-12b-1513880770
翻訳：長谷川
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