13.3万人のロヒンギャ移転

13.3万人のロヒンギャ移転
【Prothom Alo】間もなくやって来るモンスーンから身を守るため、バングラデシュ政府は3月31日までに13万3千人のロヒンギャ難民を安全な場所に移動させる。

「モンスーンによるサイクロンや地滑りなどの自然災害が迫る中、ロヒンギャ2万5千世帯を安全な場所へ移動させます」
12日、災害対策省のシャー・カマル次官はBSSに話した。

政府と救援物資を提供する国際援助機関はロヒンギャが移る安全な場所に、臨時小屋やトイレ、その他必要な設備を建設しているという。

大多数の仏教徒の支援を受けたミャンマー軍がラカイン(Rakhine)州で迫害を開始して以降、バングラデシュ南東部コックス・バザール県(Cox's Bazar)では強制的に移住させられたミャンマー人が急増した。

カマル次官はロヒンギャ避難キャンプの情報伝達を容易にするため、ロヒンギャ言語のコミュニティラジオをコックス・バザール県に導入するという。
「地域言語を使って住民に情報を伝達するため、ここには17のコミュニティラジオがあります」

また、救援物資や人々の移動を容易にするため、政府は道路を建設し、外灯を設置した。

政府はロヒンギャ難民保護のため、クトゥパロング(Kutupalang)開拓キャンプ近くの3千エーカーに避難所を建設し、約15万小屋を建設した。

さらに、避難所拡張地域に9キロメートルの電線を伸ばし、5万2500のトイレを追加設置した。

Bangladesh News/Prothom Alo Mar 12 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/172467/133000-Rohingyas-to-be-relocated-by-31-March
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ #難民キャンプ