ラナ・プラザの悲劇から5年

ラナ・プラザの悲劇から5年
【Prothom Alo】1100人以上の命を奪ったラナ・プラザの崩壊から5年、生存者や被害者の家族は依然として正義を待ち続けている。

2013年に起きた事故は、バングラデシュの主要輸出品目である衣料品を製造する工場の、安全性に対する弱点が明らかになった。

悲劇から5年、国内外からの報告では、まだ1000以上の工場で労働者に対する安全対策を十分に取っていないという報告がある。

ラナ・プラザにあった衣料品工場の経営者らは、保釈されて自由になった。

だが、工場運営や労働者雇用に必要なさまざまな基準の遵守に関しては、一定の進歩を遂げた。

バングラデシュの工場を外注に使っていたグローバルブランドは、国内経営者と共に工場の状況改善に努力したが、まだ世界中のメディアから、約束や貢献について疑問の目が向けられている。

A relative (C) of a victim killed in the Rana Plaza building collapse reacts as she and others mark the fifth anniversary of the disaster at the site where the building once stood in Savar, on the outskirts of Dhaka, on 24 April 2018. AFP

バングラデシュ生まれの英国国会議員のルシャナラ・アリ氏は、ラナ・プラザの悲劇を『事故ではなく、人的災害』だと表現した。

ガーディアン紙によると、アリ氏はファッション業界における女性労働者の改善に焦点を当てた英国議会のパネルディスカッションの中で、その見方を示したという。

24日朝、さまざまな労働者団体のリーダーや活動家がラナ・プラザの悲劇を忘れないと、敷地の前に花輪を置いた。

ダッカーアリチャハイウェイでは抗議集会が開かれた。

以下、UNB報道。

犠牲者の家族や親戚は涙を流しながら、ラナ・プラザの所有者ソヘル・ラナ氏への処罰を求めた。

シャバール選出の国会議員Md・エナムル・ラハマン氏は犠牲者を忘れないよう敷地内に花輪を置いた。

アドハール・チャンドラ高校では集会が開かれた。

2013年のこの日、5つの衣料品工場が入った不法建築ビルが崩壊し、1175人が死亡、2000人以上が負傷した。

23日、犠牲者を追悼するため、様々な労働者組織がラナプラザ前でキャンドルを灯した。

Bangladesh News/Prothom Alo Apr 24 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/174593/Stakeholders-recall-Rana-Plaza-tragedy
翻訳:吉本
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