資金豊富な急成長企業Shohoz

【The Daily Star】米国に拠点を置く調査機関CBインサイトの最新報告『スタートアップコンチネント』で、国内デジタルサービスプロバイダーのショーホズ(Shohoz)が、アジア太平洋地域で最も資金が豊富なスタートアップ企業のリストに入った。

技術市場情報プラットフォーム(CBインサイト)のウェブサイトによると、分析は負債による資金調達を除外し、2014年以降に少なくとも100万ドル(1億1099億円)の株式資金調達を行ったハイテク企業のみを網羅した。
ショーホズは昨年、シンガポールの投資会社ゴールデン・ゲート・ベンチャーズから1500万ドル(16億6481万円)の資金を調達したことで、ネパールのクラウド・ファクトリ(CloudFactory)、ミャンマーのオーウェイ(Oway)、スリランカのオードック(oDoc)よりも上位にランクされた。各社はそれぞれ1千万ドル、500万ドル、100万ドルの資金を調達した。

何百万ものデータを評価し、企業が最高のビジネス上の意思決定を行うことを支援するCBインサイトによると、最も資金が豊富なスタートアップ企業は中国の決済会社アント・フィナンシャル・サービス(Ant Financial Services)グループで、190億ドル(2兆1088億円)以上を保有している。

11日、ショーホズは、リストは最近調達した資金に焦点を当てているが、以前にもかなりの額の資金を調達していることに言及したいという声明を出した。

「現時点では、バングラデシュのハイテク企業の中で、最大の公開資金調達ラウンドを受けています」

ショーホズはオンラインチケット販売プラットフォームとして船出し、その後、事業をライドシェアリングとフードデリバリーサービスに拡大し、大成功を収めた。

創設者のマリハ・M・カディル社長は、ショーホズは世界の機関投資家とバングラデシュの物語を信じる著名な経済的支援者、熱心で勤勉な1億6千万人の国民に支えられているとした。

「また、技術と金融へのアクセスを通じて成長促進の実績を持つ国のおかげもあります」
声明はカディル氏の言葉を引用する。

「まとめると、私たちは政府のデジタルバングラデシュ構想を信じています。私たちは新興経済国における包括的成長のロールモデルとして、急速に浮上しています」

ショーホズは、バングラデシュの物流上の課題を解決することで生活を楽にするというシンプルなビジョンから事業を始めたという。

「オンラインチケットや乗車・配達サービスを通じて、1500万人と関わったことを誇りに思います。しかし、私たちの旅はまだ始まったばかりです。これからもより多くの製品とサービスをオンラインで提供したいと考えています」

彼女(カディル氏)は、より高い基準のユーザー体験を設定したいと述べた。

スタートアップコンチネント報告によると、アジア太平洋地域では19社選ばれ、5社が10億ドル以上の資金を調達したという。

Bangladesh News/The Daily Star Sep 12 2019
https://www.thedailystar.net/business/shohoz-one-the-most-well-funded-startups-in-bangladesh-1798711
翻訳:吉本
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