女性起業の障壁が緩和

女性起業の障壁が緩和
【The Daily Star】バングラデシュで事業を行う女性が、社会や家族の問題に直面することは数年前より減っている。17日発表された報告書は、起業を望む女性への支援が改善していることを示している。

報告書『中小企業の女性起業家:バングラデシュの展望2017』は、2009年から2017年の間に大卒、院卒の女性が大幅に増加したことも示した。

ダッカのサーダップ講堂で開いた会議で、SME(中小企業)基金がこの調査報告書を発表した。調査は全国の中小企業の女性起業家1510人を対象に行われた。

調査によると、2009年時点で両親が起業を好ましく思っていないと答えた対象者は41.37%いたが、2017年には4%未満に減少した。

同様に、夫が好ましく思っていないと答えた対象者は12.37%から4.3%に減少した。

さらに興味深いことに、調査者の77.58%は、起業してからこれまでどんな家族間の問題にも直面していないと答えた。

家族問題がほぼ解決したため、高学歴の女性が中小企業を設立するようになった。 2009年に大卒の女性起業家は20%だったのに対し、2017年は25.9%だった。

会議の中でヌルル・マジド・マウムド・フマユン工業相は、雇用の85%は中小企業で創られているため、政府はSME部門の発展に力を入れていると述べた。また、素材を供給することで、国内工業部門の発展に貢献しているとした。

さらに、女性が失業したままでは国が期待する経済発展は不可能だとし、中小企業は女性の労働参加を確保するだろうと述べた。

調査では、女性起業家に対する社会的障壁も低下していることが示された。2009年には社会が女性の起業を好ましく思わないと答えた対象者は28%だったが、2017年は13.73%に減少した。

SME基金のKM・Habib・Ullah議長が進行を務め、バングラデシュ開発研究所の上級研究フェローのナズニーン・アーメド氏、基金のMd・サフィクル・イスラム事務局長も発言した。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 18 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/barriers-ease-women-smes-survey-1815334
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #中小企業 #女性起業