【The Daily Star】数百年にわたって土壌に残り、環境に壊滅的な影響を与えるポリエチレン袋の代替品を提供するため、バングラデシュ企業がトウモロコシ繊維から生分解性の袋を製造している。
エクスポ・アクセサリー社(Expo Accessories Ltd)は、バングラデシュ国内の衣料品産業の30工場に袋を供給することから始めたと、同社のMd・エナムル・ホック社長はいう。
「私たちの商品は生分解性で、堆肥化することが可能なため、市場から大きな反響を得ています。 生分解性商品の需要は世界的に増加しており、バングラデシュも例外ではありません」
現在、エクスポ・アクセサリー社は毎日30万袋を製造しているが、80万袋の製造が可能だという。
工場はガジプール(Gazipur)県カマルパラ(Kamarpara) にある。
トウモロコシで作られた袋の厚さは20ミクロンで、これは市場で入手可能なほとんどのポリエチレン袋よりも薄い。
「バングラデシュの縫製工場専用の袋を製造しています。バッグの最低価格は5-6セント(4ー5タカ:5.3ー6.6円)です。しかし、国内市場に注目して、大量生産することを計画しています」
2014年から製造を開始したエクスポ・アクセサリー社は、インドのトウモロコシ繊維を原料としている。色は白、黒、緑の3色だ。
「クライアントは外国人バイヤーです。バングラデシュでは、海外ブランドの製造を行う30の縫製工場が私たちの袋を求めています」
同社はトウモロコシ繊維で、シャツクリップ、襟留め、吊り下げタグ、ハンガーも製造している。
【後略】
Bangladesh News/The Daily Star Jun 13 2020
https://www.thedailystar.net/backpage/company-produces-biodegradable-plastic-in-bangladesh-1853335
翻訳:吉本