MRT6号線用の土地取得

MRT6号線用の土地取得

【Financial Express】ダッカ大量輸送会社(DMTCL)は、市内MRT(メトロ鉄道)6号線モティジール(Motijheel)-コムラプール(Kamalapur)区間にある政府機関や複数の民間ビルの土地を取得することを計画している。

DMTCLはこの区間の地形調査を終え、現在、(バングラデシュ鉄道との)リンクの確立方法に取り組んでいる。

「MRT6号線モティジールーコムラプール区間では、技術的な理由で、ウッタラ(Uttara)-モティジール区間のように主要道路を使うことはできません。そのため、コムラプール駅まで最低限の土地を取得することにしました」
DMTCLのMANシディック社長は話し、最終決定を下す前に、社会調査を実施していると補足した。

地形調査によると、DMTCLはコムラプール駅まで路線延長するため、バングラデシュ鉄道(BR)やバングラデシュ道路輸送局の土地と、31の民間ビルの解体を求めることになる。

社会調査は今月中に完了する予定だ。最終決定を下す前に、すべての利害関係者と情報を共有するという。

DMTCLはダッカ市南側に国内初のメトロ鉄道を完成させるため、十分なスペースがないとして、長期に渡って苦難の道を歩んできた。

首相の承認を得たことで、主要道路を使って、モティジールからコムラプールまで路線を延長することが可能になった。だが、BRがコマラプール駅の正面へ向かうこのルートを拒否したため、DMTCLは新たな課題に直面した。

BRは、官民パートナーシップの下、コムラプール駅に輸送ハブを設置しようと数十億ドルを投資する日本の投資家の要件を満たすため、正面を開けておく計画だった。そのため、DMTCLの計画に反対した。

シディック氏は、道路の渋滞と方向転換で鋭角にならざるを得ないため、主要道路を通るルートの延長は不可能だとした。そのため、いくつかのビルを撤去することで、モティジールの幹線道路から比較的狭い道路を通るルートに変更した。

地形調査では、これらの建物は強固な基礎で建てられていないため、深刻な影響を及ぼさないことがわかった。最終決定は、社会調査に基づいて行われるという。

シディック氏は本紙に対し、DMTCLはBRに異議はなく、コムラプールに輸送ハブを設置しようとする政府計画を実施するため、全ての課題を克服しようとしていると話した。

Bangladesh News/Financial Express Feb 12 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/dmtcl-plans-to-acquire-land-of-govt-agencies-pvt-buildings-1581480029
翻訳:吉本

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