ジャムナ鉄道橋追加費用承認

ジャムナ鉄道橋追加費用承認

【Prothom Alo】3日、国家経済会議実行委員会(ECNEC)は、ジャムナ川に架かる鉄道橋の建設費用704.7億タカ(931.2億円)の追加など、総額1046.8億タカ(1383.3億円)の8プロジェクトを承認した。UNB報道。

承認は、シェイク・ハシナ首相を議長にNEC会議室で毎週開催される定例会議で行われた。会議後、MAマンナン計画相が記者団に発表した。

【中略】

改訂『ボンゴボンドゥ鉄道橋プロジェクト』は2025年12月までに、鉄道省の下部組織バングラデシュ鉄道(BR)が実施する。マンナン氏はこのプロジェクト最初の見直しだとした。

改訂により、プロジェクトの総コストは1678.1億タカ(2217.5億円)となったが、そのうち日本国際協力機構(JICA)が1214.9億タカ(1605.4億円)を提供する。

マンナン氏は、鉄道橋をさらに強化するためにJICAが行った調査を受け、プロジェクトコストが増加したと述べた。

鉄道橋プロジェクトは政府の『目玉』プロジェクトで、新たなデュアルゲージ(三線軌条線路)鉄道橋が、既存のボンゴボンドゥ橋の300メートル上流に建設される。

計画委員会の担当者は、近隣諸国との鉄道貨物輸送はアクセス道と速度の制限があるため、既存のボンゴボンドゥ橋では最適な利用はできないと述べた。このような状況下、国や地方の鉄道交通の需要の高まりに対応するため、専用鉄道橋がジャムナ川上流に建設される。

主なプロジェクト作業は、4.8kmデュアルゲージの建設、7.6km鉄道アプローチ堤防の建設、30.73kmデュアルゲージ鉄道線路の建設、16の鉄道アプローチ陸橋、小さな橋や排水溝、ボンゴボンドゥ橋東・西駅や貨物ヤードの建設がある。また、鉄道博物館や補助インフラの建設、ジャムナ川アプローチ運河や港の浚渫の実施、橋の両側の堤防強化が行われる。

ECNECでは、ダッカWASA(上下水道公社)が実施する73.2億タカ(96.7億円)の緊急給水プロジェクトも承認された。

このプロジェクトが実施されれば、都市部の需要の高まりに応じて、2023年12月までに、追加で447MLD(百万リットル/日)の水が供給できるようになり、約1.6億の国民は直接的、間接的に恩恵を得ることができる。

【後略】

Bangladesh News/Prothom Alo Mar 3 2020
https://en.prothomalo.com/business/local/jamuna-rail-bridge-to-get-addi-tk-70b
翻訳:吉本

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