大規模プロジェクトに遅れ

大規模プロジェクトに遅れ

【Prothom Alo】コロナウイルスのため、電力やインフラ分野の10の大規模プロジェクトの実施が不確実になっている。当局によると、5プロジェクトが停止し、残り5つに遅れが出ているという。

【中略】

パドマ橋両側の鉄道線路の建設、チャトグラム県ドハザリ(Dohazari)ーコックスバザール(Cox’s Bazar)間の鉄道建設、アカウラ(Akhaura)-ラクシャム(Laksham)間の複線化、これら3つのプロジェクトは鉄道省が所管する。当面の作業は限られた中で行われ、残りの作業は停止している。これらのプロジェクト費用は6400億タカ(8457億円)と見積もられている。

【中略】

電力部門にはペイラ、ランパル、マタルバリ石炭火力発電所、ループプル原子力発電所の4つのプロジェクトがある。これらのプロジェクト費用は1兆8200億タカ(2兆4050億円)で、このうち3分の2がループプル発電所に使われる。

ペイラ、ランパルの建設作業は停止した。バングラデシュ人労働者はマタバリとループプルの作業停止を要求したが、プロジェクト当局はまだ決定を下していない。

【中略】

コロナウィルス危機の中、パドマ橋では2つの橋脚が設置された。作業は継続中だ。高官は、3月の作業は前月の60%程度だと述べ、作業がさらに遅れると指摘した。3月まで、メインブリッジ作業の86%が完了している。

【中略】

政府は来年12月にダッカ初のメトロ鉄道を発足させる予定だが、コロナウイルスの影響でプロジェクト作業は停止している。2月時点で、作業は41%まで進んだ。

約20㎞の鉄道はウッタラ(Uttara) とモティジール(Motijheel)を結ぶ。

高官は、国内労働者が故郷に帰ったため、作業は停止しているとし、さらに、建設資材が海外から入荷しないと述べた。

インド、ベルギー、スイスから建築資材は入荷しない。だが、再開した中国の工場から入荷する予定だという。

政府は2012年にメトロ鉄道を承認し、翌年、JICAと協定を締結した。2016年にメイン作業が開始され、一部路線は昨年運行が始まる予定だった。

【後略】

Bangladesh News/Prpthpm Alo Apr 19 2020
https://en.prothomalo.com/bangladesh/covid-19-implementation-of-ten-big-projects-uncertain
翻訳:吉本

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