日本の緊急支援

日本の緊急支援

【Financial Express】日本は政府開発援助(ODA)融資として、バングラデシュに3.3億ドル(366億円)を提供する。

5日、日本の伊藤直樹大使と財務省経済関係局のファティマ・ヤスミン局長が、「Covid-19危機対応緊急支援融資」と名づけられ交換文書に調印した。

融資は金利0.01%、返済期間は4年の猶予期間から11年という非常に有利な条件で提供され、アジア開発銀行(ADB)との共同融資で、融資の迅速かつ効果的な利用を可能にすると、日本大使館の報道官は述べた。

これまで日本政府は、国際機関を通じて新型コロナ対策の緊急支援として1300万ドル(14.4億円)、JICAを通じて医療機関へPPE(個人保護具)を提供してきた。

また、7月16日には、CTスキャナーやX線機械などの医療機器に対する日本の援助「経済社会開発プログラム」(約1千万ドル:11.1億円)の署名を取り交わした。

これらの援助は、新型コロナウイルスと闘う医療や保健分野に焦点が当てられた。

本日調印された財政援助は、バングラデシュ政府が経済刺激策を実施するために行った追加財政支出への資金提供となる。

この援助は、一般的に使われるプロジェクトローンとは異なり、軍事使用を除くという条件だけで、非常に柔軟に使うことができる。

このような援助融資がバングラデシュ政府に提供されたのは、ODAの歴史上初めてだと、報道官は述べた。

Bangladesh News/Financial Express Aug 5 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/japan-provides-330m-emergency-budget-support-1596613011
翻訳:吉本

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