経済は緩やかな回復基調

経済は緩やかな回復基調

【The Daily Star】アジア開発銀行(ADB)が現会計年度の当初2四半期でバングラデシュ経済が緩やかな回復を見せたと述べているように、経済はすでに新型コロナパンデミックからの回復を始めている可能性がある。

「5月以降の経済の慎重な再開と世界的な経済状況の沈静化により、2021会計年度の当初2四半期は緩やかな回復が予測される」
ADBの「アジア発展展望2020最新版」は述べた。

「今後、先進国の成長強化と輸入需要の増加が予測されていることと連動して、強力な製造基盤がより急速な回復を可能にするだろう。工場が徐々に生産を加速させると、輸出と輸入の成長が復活する」

一方で、新型コロナウイルスパンデミックの影響が予想以上に長引いていることや、政府の景気刺激策の効果が十分に発揮されるまでに時間が経っていないことから、2021年度の成長率見通しを6.8%に下方修正した。

4月にはバングラデシュの国内総生産(GDP)成長率を8%、6月にはさらに下方修正し、7.5%としていた。

見通し通りだとすれば、バングラデシュの2021年度の国内総生産(GDP)成長率は、モルディブの10.5%、インドの8%、中国の7.7%に次ぐアジア4位の成長率となる。

AHMムスタファ・カマル財務相はADBの予測に満足感を示し、韓国やインドネシア、マレーシア、パキスタン、ベトナム、タイなどはバングラデシュの後方にいると述べた。

昨会計年度、バングラデシュはアジアで最も高いGDP成長率を記録したが、多くの国はパンデミックで縮小した。

「今年度もバングラデシュがアジアでトップを維持することを期待しています」
カマル氏はプレスリリースで述べた。

ADBは、南アジアではアフガニスタン1.5%、ブータン1.7%、ネパール1.5%、パキスタン2%、スリランカ4.1%の成長を予測している。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Sep 16 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/economy-path-gradual-recovery-1962065
翻訳:吉本

#バングラデシュ #ニュース #新型コロナ #ADB #GDP