500ccバイクが製造可能に

500ccバイクが製造可能に

【The Daily Star】政府は、エンジン容量500ccまでのバイクを製造する許可をメーカー側に与えた。これにより、国内バイク産業は大きな転機を迎え、バイク愛好家はより大型エンジンの二輪車を運転する機会を得られると期待されている。

今回の許可は、価格と登録料の引き下げにより、バイク愛好家の間でエンジン容量の大きなバイク需要が高まっていることを受けて出された。

政府は24日に発表した輸入政策令2021-24の中で、バイクメーカーが500ccバイクの製造に必要な機械やスペアパーツを輸入できるようになるとした。だが、165cc以上のバイクの輸入は禁止された。

商業省のAHMシャヒクッザマン事務次官は、バイク製造への投資を奨励するために許可を与えたと述べた。
「より大きなエンジン容量の国産バイクは国内外で販売することができます」

製造業者はこの動きを歓迎、自由化によってバイク産業の振興に繋がるとした。
「これは前向きな展開です。新たな投資を呼び込み、後方連携産業とベンダー開発に弾みをつけるでしょう」
IFADモーターズのタスキーン・アーメド社長は述べた。

IFADはすでに、英国系ロイヤル・エンフィールド社の有名二輪車を輸入する覚書に調印している。

アーメド氏によると、シンガポールやマレーシアやヨーロッパ諸国の街角ではエンジン容量の大きいバイクが走っているという。
「これは世界市場に部品を輸出する足掛かりとなるでしょう」

政府は以前ランナー・オートモビルズに、500ccまでのバイクを製造するために必要な機械や部品の輸入を許可したことがある。

今回の措置で、全メーカーがより大きなエンジン容量のバイクを製造するための部品や機械を輸入できるようになった。

バングラデシュの大手バイクメーカーであるランナー・オートモビルズのハフィズル・ラーマン・カーン会長は、これにより輸出だけでなく、国内でもバイクを販売する機会が生まれたとした。
「エンジン容量の小さいバイクは機能が低い。エンジン容量の大きいバイクは小さいバイクよりも優れています」

ヤマハの現地代理店ACIモーターズのサブラタ・ラジャン・ダス常務は、この措置によって新しい雇用が生まれるとした。

バングラデシュ道路交通局のデータによると、2021年は前年比21%増の約37万5000台のオートバイが販売されている。

Bangladesh News/The Daily Star Apr 26 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/500cc-bikes-can-be-made-locally-3012596
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #バイク #500CC #商業省 #ヤマハ