イード帰省の渋滞

イード帰省の渋滞

【The Daily Star】イード帰省・行楽客は2カ所の主要高速道路とパドマ川のフェリーターミナルで、酷い渋滞に巻き込まれる可能性がある。

帰省ラッシュは28日から勢いを増し、30日にピークを迎える予定だ。

ダッカ(Dhaka)-マイメンシン(Mymensingh)ハイウェイのアブドゥラプールからジョイデブプール交差点までの12kmは、バス高速輸送3号線の建設工事のため、例年通り渋滞が予測される。

ダッカ(Dhaka)-タンガイル(Tangail)-ロングプール(Rangpur)ハイウェイのエレンガからバンガバンドゥ橋までの13.5kmと同橋からハティカムルル地区までの19kmの区間は、道路拡張工事のため、やはり例年通り渋滞が予測される。

ポトゥリア(Paturia)とシミリア(Shimulia)のフェリーターミナルの混雑も珍しくないため、イードラッシュの大混雑は容易に予測できる。特に今回はパドマ橋の柱の安全性を確保するため、シミリア-カタルバリ(Kathalbari)ルートを運航するフェリーの本数が少ないため、より悪化するだろう。

ダッカ-チャトグラムハイウェイやダッカ-シレットハイウェイに大きなボトルネックはないが、大量の車両流入と交通管理の不備から、特に橋の料金所では渋滞が発生すると予測される。

幸いなことに教育機関は4月20日に閉鎖されたため、すでに多くの人がダッカを離れている。

列車、特に北西部へ向かう列車には遅れが出る可能性があるが、本日、ハシナ首相が出席する46台の新型機関車の運行開始式があるため、好影響が出るかもしれない。

イード前は河川の船舶交通量が増加するため、南部地方への船便も安全上の懸念から大きなプレッシャーに直面する可能性がある。

通常、ショドルガット(Sadarghat)では1日85~90隻の船が運航している。だが、イード中は100万人が移動することで、210~220隻に増便される。

今回は3年ぶりにコロナ規制がほとんどないため、より多くの人がダッカや各都市を離れ、主要高速道路やフェリーターミナルで交通渋滞が発生するだろう。

バングラデシュ工科大学事故研究所長のハディウッザマン教授は、専門家は5月2日か3日に行われるイード祭の前に、1200万人がダッカを離れると推測しているとした。

交通手段の不足により、多くの人がトラックやピックアップのような合法的に人を乗せることができない車両や、フェリーや列車の屋根に乗って移動することを余儀なくされそうだ。

Bangladesh News/The Daily Star Apr 27 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/eid-home-rush-bottlenecks-look-ominous-3013126
翻訳編集:吉本

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