![保険料徴収17%増加](https://bddnews.com/wp-content/uploads/2023/03/20230228004DM1-768x433.jpeg)
【The Daily Star】コロナパンデミックとロシアーウクライナの戦争の影響で経済が課題に直面しているにもかかわらず、2022年に保険会社が徴収した保険料は、前年比約17%増となった。
保険料とは個人または企業が保険契約のために支払う金額をさす。
保険開発規制委員会(IDRA) のデータによると、正確な成長率は16.81%、金額は合計1681.2億タカ(2189億円)に達した。
そのうち、生命保険は1139.9億タカ(1484億円) で、残りは損害保険だった。
IDRAのモハンマド・ジャイヌル・バリ委員長は、保険部門には多くの問題があるにもかかわらず、保険料収入は毎年増加しているという。また、保険金の決済件数、ライフファンド、企業資産も増加していると述べた。
だが、経済全体で見ると、保険部門は他産業に比べてまだ遅れをとっているため、さらに前進するチャンスがあるとした。
モハンマド氏は、IDRAがダッカ市モティジール事務所で開いた「国民保険の日」を記念した記者会見で述べた。
IDRAは政府と協力して保険部門の問題を特定し、解決するために取り組んできたとしたモハンマド氏は、 国民はなぜ保険が必要なのか、どんなメリットがあるのかをほとんど知らず、保険会社は人々に知らせるために必要な措置を取ってこなかったと述べた。
また、保険制度は国民のニーズに合わせて設計されておらず この観点から見るとIDRAも適切な役割を果たすことができなかったと、自らの失敗を認めた。
さらに、多くの国民は保険金請求を行う際、企業側の煩わしさや面倒な作業に直面したため、保険会社を信用していないと述べた。
保険部門の教育を受けた人材は需要よりも少なく、多くの場合、保険代理店の行動規範に問題があるとしたモハンマド氏は、保険業界は本来あるべきほどには成長していないとした。
一方、63.2億タカ(82.3億円)の費用で始まった保険部門開発プロジェクトの完了期限は、2023年12月まで延長されたと述べた。
現在、国内で活動している生命保険会社は35社、損害保険会社は46社ある。 そのうち49社が株式市場に上場している。
Bangladesh News/The Daily Star Feb 28 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/insurance-premium-collection-17pc-3259141