[Financial Express]ロイター通信によると、電気自動車メーカーのテスラは、中国と欧州の規制当局の承認を待って、両地域で完全自動運転(FSD)先進運転支援ソフトウェアを展開する計画を堅持したことから、株価は木曜日に2.5%上昇した。
これは同社が、人間の監視下で市街地や高速道路でドライバーが加速、ブレーキ、ハンドル操作を行える技術を基盤とするロボタクシー製品「サイバーキャブ」を発表する約1カ月前に行われた。
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7月、年末までに両地域でFSDの規制当局の承認が得られる可能性が高いと発言。同氏は木曜日、FSDが第1四半期後半か4~6月期初めに右ハンドル市場で発売される可能性があると述べた。
マスク氏が積極的な期限を設定する傾向は、特にFSD、セミ、サイバートラックのいくつかの楽観的な目標を達成できなかった後、投資家やアナリストの間で疑念を招いている。
同社はまた、今月はサイバートラックの電動ピックアップトラック用の「実際にスマートな召喚」やFSD、来月は介入の少ないソフトウェアのバージョン13など、その他の機能も発表した。
テスラの巨大工場の一つがある上海は、6月に10台の車両によるFSDのテストを許可し、中国での展開への道を開いた。
証券会社のパイパー・サンドラーは、コミュニティトラッカーによるHW3(ハードウェア3)FSDパフォーマンスに関する最近のデータは一部の自動車所有者を心配させるかもしれないが、テスラの投資家にとっては大きな懸念ではないと述べた。
テスラがヒューマノイドロボット、ロボタクシー、FSDなどの製品に力を入れているのは、借入コストの上昇、急速充電施設や1回の充電での走行距離に関する消費者の懸念などにより、EV販売が引き続き圧迫されている中である。
ウォール街は、規制監督が厳しいため、自動運転技術を開発する企業に対して依然として慎重だ。しかし、投資家はトランプ政権が誕生すれば規制プロセスが加速する可能性があると予想している。
Bangladesh News/Financial Express 20240906
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/tesla-shares-gain-on-plans-to-launch-full-self-driving-in-europe-china-1725560691/?date=06-09-2024
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