バングラデシュ歳入庁(NBR)役員は新法律下での付加価値税(VAT)登録システム自動化計画の一環として、企業向けのオンラインVAT登録を来月から開始すると発表した。
税務当局は法律を遵守し定期報告書を提出する企業に対し、再登録証明書の配布を始めた。配布期間終了後、NBRは企業にオンラインでの再登録を要請する予定だ。
「6月中旬には登録フォームをオンライン化する予定です。誰でもオンラインでビジネス識別番号(BINs)用に新規登録や再登録を行うことが出来るようになります」と歳入庁。また現行ベトナム企業が開発を行っているVAT統合管理システムで使われる11桁のBINsに代わり、9ケタのBINsが提供されるようになるだろうとも述べた。
IVASは7月から文章の電子決済や処理を簡便にしていくため、バングラデシュ銀行の経理担当役員と監査長官オフィス、所得税課だけでなく国内の340VAT事務所を集約していく。
2012年に承認された新VAT法では従来の可変税率を廃止し、全ての商品に対して一律15％の付加価値税を設ける。再登録の完了後、企業はオンラインで収支を記録する必要が生じる。
オンラインシステムは新VAT法実施のため、政府が55.1億Tkかけて開発を主導している。世界銀行によればVAT支払登録者の有効人数は、5年間で8万5千人増加する見込みだ。
歳入庁によれば現状80万以上の企業がVAT支払登録を行っているが、定期報告を行っている企業はわずか3万2千社だという。
VATシステムが自動化されることで、登録や書類、納税の管理コストや付随コストの削減が期待される。NBRは新VAT法の実施による税収の増加も見込んでいる。
The Daily Star May 04 2016
http://www.thedailystar.net/business/online-vat-registration-starts-next-month-1218367
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