政府は昨日長距離バスの運賃を1キロ当たり3/100Tk引き下げたが、引き下げ幅が十分でないために様々な方面から批判を受けている。
バス運賃は5月15日から1キロ当たり1.45Tkから1.42Tkに変更になる。
ダッカーチッタゴン間の移動に約359Tk払っていた乗客は、約352Tk支払うことになる。ダッカーラジシャヒ間は約375Tkが約368Tkへ、ダッカークルナ間は約423Tkが約415Tkへ、ダッカーシレット間は約364Tkが約357Tkになる。
ほとんどすべての長距離バスはディーゼルで動いている。
運輸省(道路交通橋梁)省は昨日、この点について指示文書を出した。
しかし乗客は引き下げ幅がごくわずかなため、改訂された運賃は影響を与えないだろうと主張する。
頻繁にダッカークルナルートを利用するアザドゥザマン(Azaduzzaman)さんは、バス運賃は約7~8Tk引き下げられるが、わずかな運賃の引き下げは乗客に利益をもたらさないだろうと言う。
政府が燃料価格を上昇させるたびバス運賃は大幅に引き上げられる。燃料価格は現在引き下げられているがバス運賃はそれに比例して調整されていないと乗客は断言する。
バングラデシュ旅客福祉協会のモザメル ヘイク チョードリ(Mozammel Haque Chowdhury)事務局長は、バス会社は何やかやと言い訳をして以前の運賃を請求するので、運賃引き下げは戯言であり、決して実行されないだろうという。
バングラデシュ道路交通オーナー協会のカンダカール エナイェト ウッラ(Khandaker Enayet Ullah)事務局長は、我々は運賃引き下げという政府の決定による損失を負担しなければならないと主張する。
政府は4月25日、燃料価格を3Tk~10Tk引き下げた。ディーゼルと灯油の価格は1リットル当たり68Tkから65Tkへ、オクタン価は99Tkから89Tkへ、ガソリン価格は96Tkから86Tkへ下げた。
ダッカとチッタゴンのほぼすべてのバスが圧縮天然ガス(CNG)で動いているので、この2大都市圏でのバス運賃は変わらない。
The Daily Star May 4 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/long-haul-bus-fare-nominally-reduced-1218319
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