ウェスタンユニオンの楽観2

Jean Claude Farah

Jean Claude Farah

バングラデシュに流入する送金の40%を農村地域が受け取り、それは主に医療、教育、食品、住宅に使用される。

サービスは特に正式な銀行ルートへのアクセスが制限されている農村部に住む人々の利益になる。バングラデシュの銀行口座普及率は約18%だ。

銀行口座よりも携帯電話の普及率が高い国で、携帯電話への国際送金を可能にすることは、資金流入を促進する上で最も重要である。

ウェスタンユニオンは世界で200を超える国と地域で50万以上の代理店、10万台のATMやキオスクを持っている。2015年には消費者と企業のため1500億ドル以上を動かした。

2015年の収益は前年比3%増加した。ウェスタンユニオンの利ざやは約20%。これは業界では前代未聞である。

私たちは顧客が求めているものを提供している。今求められているものはおサイフケータイやデジタル化である。
1999年にウェスタンユニオンに入社したファラー氏はいう。

バングラデシュはおサイフケータイが発売された最初の市場の一つである。

彼自身移民のファラー社長は、ウェスタンユニオンは出稼ぎ労働者が住んでいる場所で営業し、取引を行うという。

同社は他社に負けない為替レートを顧客に提供している。国境を越える送金サービスは、送る側が手数料を支払う必要がある。

ウェスタンユニオンには1万人の従業員がいる。このうち2500人はコンプライアンス部門にいる。ウェスタンユニオンはコンプライアンスに毎年2億ドルを投資しているという。

The Daily Star May 15 2016
http://www.thedailystar.net/business/western-union-optimistic-about-bangladeshs-digital-future-1223926